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一人でヒーリングサロンを広島に開店しました。開店までの奮闘記、波乱万丈の人生日記♪
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今まで自分の事を落ち着いてゆっくり考える事ができなかったけど、

今の生活に負われて疲れていることに気が付く。


私はもっと幸せだったはずなのに、しょうちゃんは私にとって

重荷になってきているのは確かだ。

しょうちゃんがしっかりしない分、私が頑張らなかったら生きていけない。

本当ならば大事なものの為にもがきながら必死に頑張らないといけないのは

しょうちゃんなのに、 私の方がやっている。

男女が逆になっている。

収入が多いとか少ないとかの問題じゃない。

自分の家庭を守ろうとしているかどうかなのだ。


今までの彼を見ていると、家庭を守るには程遠いことをやっている。

夢も家庭もそれほど大事なことでもないのかもしれない。

考えれば考えるほど失望するばかり。

そんな自分勝手な事をするならば、私は何の手助けもする気はない。

私だけの事を考えて生きたい。
しょうちゃんは、私の仕事の邪魔にもなってもきている。

いい仕事をするには、負担をかけるような男は必要ない。


でも、まだどこかでいつかまともな男になってくれると信じたい思いも拭い切れずにいる。

自分でもバカじゃないかと思う。

こんな男はさっさと捨ててしまえばいいのに!

けれど、そんな簡単に諦めたくもない。

簡単に気持ちを切り替えられたらどんなに楽だろうか?

人間が感情の動物でなければ、こんなに悩まずにスパッと見捨てることができたのに。


こんな中途半端な気持ちのまま、いつまで過ごすのだろうか。
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水曜日・・・私の休みの日がやってきた。


私は銀行から50万円を下ろして、パルコを目指した。

私は広島に来た頃、どのデパートに行っても店頭に並んでいるものは無難な色、

デザインのものばかりで代わり映えがしないからほぼ行くことが無くなった。

そごうには靴を買いに行くときだけだった。

そして、洋服はパルコぐらいしか私の好きそうなものはなかった。


中に入ると一階から順に見ていく。

靴、スカート、ジャケット、コート等を次々と見ていく。

気に入ると、試着してみる。

元々デパートで働いていたからお客側の心理は知ってる。

だから、あまり迷わない。もし迷ったらどちらかを選ぶのではなく、両方を買う。

たまに店員さんにビックリした顔をされる。

何が違うのか私には分からなかったが、広島にはそんな買い方をする人はいなかったのだろう。

神戸でそんな買い方をしても不思議がられたこともない。

当たり前な買い方だと思っていた。


歩き回って、お買物袋も両手いっぱいになった。

ほぼ欲しいものは手に入れて歩き疲れたので、ちょっと休憩・・・カフェで紅茶を飲む。


本当だったらこんな時間があったはずなのに、しょうちゃんの幼稚さに疲れて、

すっかり自分の心地いい時間を過ごせなくなっていた。

それでも、最初はそれでもいいと思っていたのに、いつの間にか私には少しずつ

負担に感じるようになっていた。

しょうちゃんが嫌いなわけではなかったけど、私は何をしているかわからなくなってしまった。


結婚はこういうものだろうか?

結婚は忍耐だというけれど、私は我慢して生きていかなければならないのだろうか?

私は幸せだと言えるの?

誰かに相談したかったけど、相談できる人がいない。

母にも電話したいけど、勝手に出てきてしまったからそれもできない。

しょうちゃんを選んだのは私だけど、無性に母の声が聞きたくなることがあった。

でも、それはできなかった。

家を出てきた時に、ちゃんと家庭を作れるまで連絡は取らないと決めていたから。


しょうちゃんは、自分のお母さんは大事にするのに、

私の親は大事にしてくれてないように感じる。

私の親だっていつも元気なわけではないし、病気はしてないだろうかと心配になることがある。

でも、一度も話に出てきたことがない。

もしかしたら、優しさも自分に何かしてもらうためのウソの優しさで、

本当は冷たい人なのかもしれない、と感じ始めてしまった。
いくら言ってもゲームをする時間を守れず、朝も毎朝起こしているにもかかわらず遅刻の連続。

遅番だろうが早番だろうが毎日起こした。

相変わらずお店も忙しくて寝不足な日が続き、段々私は疲れが残るようになった。

起こしても甲斐が無く、しょうちゃんが毎日のように遅刻することに私は苛立ち始め、

段々バカらしくなってきた。
 

それでも大きな遅刻もなく来た。

忙しいお店ならボーイ一人がいないことで大変な状況になるのだろうけど、

相変わらずそれほど忙しくもないしょうちゃんのいるお店は、そんなこともないのだろう。

毎日しょうちゃんの顔を見るたびに不機嫌だった。

私は、家にいるよりも仕事に出ているほうが楽しかった。

毎月、決まった金額を貯金してかなり貯蓄はあった。

それは、しょうちゃんがお店を出すときのために、

そして無理をして体を壊しがちな商売なのでいつ病気にかかっても

大丈夫なための貯蓄だった。 

なのにこんなの意味がない!

何で私は好きな洋服も買うのを我慢してこんなことをしているのだろうか?

と疑問を感じるようになった。


や~めた!!!


しょうちゃんは仕事にやる気ないのに、私だけ必死に働かないといけない??

何のために生きているの?

しょうちゃんだけのために生きているわけではない!!

たまには好きなようにお金を使ってもいいよね!!


私は休みの日にデパート巡りをして、洋服を買うことにした。

しょうちゃんは私が何とかしてくれると思っているのかもしれないけど

価値があるものにしかお金を出さない。

出したくはない。

私は普通の25歳の女の子よりはお金を持っていたし、使っていたのかもしれないが、

何にでもお金を出すわけではなく、

形のあるものや自分を磨くためにならお金を出すけれど、

ギャンブルのためならば出す気はない。

でも、頭を下げて頼まれればきっと許してしまうことも自分でわかっている。

その甘さがしょうちゃんをダメにしている。

私は男を甘やかしダメにしてしまうのかもしれない。

私も相手を思うならば鬼にならない時がいつか来る。

私はしょうちゃんが何か問題を抱えたときに鬼になれるのだろうか。

しょうちゃんを思うならばどんなことがあっても鬼になりきらなければならない。
 
その自信は今の私にはない。

しかし、その時までに私は腰を据える強さを持つ努力をすべきだと思った。

そんな子供っぽいしょうちゃんだけど、普段はとても優しい人だ。

疲れて辛そうにしていると「大丈夫か?」と私を横にさせて、慣れない家事を代わりにしてくれたり、

私が連休をいただいた時は誰がこんなに食べるの?というくらいたくさんケーキを買ってきて

「家でゆっくりしなさいね」って言ってくれてたりする。


ギャンブルさえしなければ、こんなかわいいところもあるのにな~


のんびりの性格、悪くいえば時間にルーズ・・・

今はまだそれでいいのかもしれないけど、本気で自分のお店を持つならこのままではいけない。

しょうちゃんにはそれがわかっていない。

お金があればやれることなら、みんな簡単にやっているはずだ。

でも、女の子を集めるのだって働いて貰うのだって信用がないと駄目だ。

夢を見ているだけに過ぎない。

子供が将来の夢を語っているに過ぎないのだと私は思う。

夢は見るものじゃなくて叶えるもの!

夢を叶えるには何をすればいいのか考えて行動しなければ、何も変わらない。


ギャンブルが好きでもいいけど、自分でお金を貯める努力もしていない。

ギャンブルで設けてお金を増やそうと思っているなら、そんなあぶく銭は残るはずはない。

それにギャンブルで勝てるほど博打の才能はない。

それに本当に将来のことを考えているのならば、ギャンブルなんてしている暇はないだろう。


しょうちゃんには自分の都合の悪いことから逃げる癖があった。

周りの人もそれを許してきた。

それがしょうちゃんを甘やかした結果、彼は努力することをしないで誰かに甘えることだけを

覚えてきてしまったのではないかとも思った。

きっとしょうちゃんの心のどこかに私が何とかしてくれるという気持ちがあったことだろう。
結婚してからというもの、しょうちゃんの見た目からは想像できないくらい

子供っぽいところには呆れた。

ルリデンに行けば、ケーキセットのダブルを頼んでペロッと食べるし、

コンビニに行けばお菓子を山のように買うし、

夕飯は何が食べたいのかと聞けば、カレーかシチューしか言わない。

ゲームセンターでも家でもゲームしかしないし、パチンコや競馬好き。


私はどこからこの人を変えていけばいいのかわからなかった。

お料理はもうしょうちゃんには一切聞かないで私が作りたい物を作った。

ゲームセンターは仕方ないとして家では時間を決めた。

私の小学生の頃の担任は、男のお子さまにテレビは2時間までしか見せなかった。

それがもしゲームをした場合も2時間に含まれていた。

テレビを見ると勉強しないからだった。


しょうちゃんの場合は、寝坊して遅刻するから!

私が四時になったら止めさせればいいのだけど、それでは意味がない。

自分でやらないと何もかわらない。


ギャンブルもしては欲しくないけど、自分のお小遣いからやるのなら問題はない。

でも、もし生活費に手を付けたら、それは許さないけど・・・。

今のところは大丈夫みたい。
しょうちゃんは申し訳なさそうにしていた。

「何の為に時計があるの!時間管理もできないの? 」
 

と私は感情をむき出しにして怒った。

「ごめんなさい・・・明日からちゃんとするから」

「起きれないから時間を決めたんじゃないの?できないならゲームなんてする資格ないわよ!
時間を守れないなら捨てるよ!!!」

しょうちゃんは時間を忘れてゲームをするから次の朝は起きれなくていつも遅刻する。

だから、遅くても四時には寝ると決めた。

そして、時刻が分かるように時計をテレビの横に置いていた。

にもかかわらず、しょうちゃんは時計を気にもしないで遅くまでやっている。

いくら時刻が分かるようにしても、本人が意識しなければ意味がない。

いくら私がいろいろ言っても、努力する気持ちを持っていないならどうにもならない。

こんなことは中学生の頃にやっていたはずなのに、

何でこんな簡単なことができないのかわからない。


大人になっても歳は同じでも当たり前にできる人とできない人がいる。

何でそんな差ができるのか前々から不思議でたまらなかった。

きっとそれは、自分がどうなりたいかを考えて生きてきたか、

何も考えないで今まで来てしまったかなのだろう。

きっとしょうちゃんは何も考えなくてもどうにかなってきたのだろう。

私は今まで目の前のことに必死になることはあったけど、不器用な分、

人より時間がかかってしまうから努力するしかなかった。

不器用だから人に迷惑がかかってしまうこともあったから、

迷惑をかけないで自分の足でしっかり立って歩きたいと思ってきた。

しょうちゃんは器用に生きてきたから、嫌なことを避けて自分の駄目な所を直す

努力をして来なかった人なのだろう。

努力しなかった分、これから自分を変える努力をしていかなければいけない。

私はキレずにこの努力に付き合っていかなければいけない。

しょうちゃんはまだ子供のままなのだから、小学生を躾けるようにしなければならないのかしら?
仕事が終わって家に帰ったらしょうちゃんもしばらくして帰ってきた。


お正月のお店は忙しかったらしく、ハイテンションだった。
.
でも、休み中に家でゴロゴロしていたせいで休みぼけだったみたいだ。


やっぱり!!


と私は思った。

みんなは休みの日があると前の日まで遅くまで遊んだり、遅くまで寝ていたりする。

そうすると出勤の日は体がだるくて調子が悪い。

私はブルーマンデーになるのがイヤだから、休みだろうが仕事の日だろうが、

毎日同じような時間に寝て、同じような時間に起きる習慣だった。

おかげで週始めから元気でハツラツとして仕事ができた。


本当は「毎日自堕落な生活をしてるからじゃない!!」って言いたかったけど、

プライドが傷つくだろうから言わなかった。


その日も帰ったらテレビの前に座ってゲームをしている。

忙しくて疲れているだろうに、またゲームなの?と呆れた。

忙しくてよくもそんなことをする余裕があるわね!

私には別のことを考える体力も精神力もないのに、どれだけ仕事を適当に考えているのだろうか?

と疑問に思ったけど、明日も明後日もその次の日も忙しいことを考えると、

私はとにかくぐっすり眠りたかった。

しょうちゃんがゲームをしているのはわかっていたけど、眠気には勝てずにいつの間にか眠っていた。


こんなに気持ち良く眠れたのは何年ぶりかと思えるくらいぐっすり眠っていたが、

部屋の明かりが眩しくて目が覚めた。

まだしょうちゃんはゲームをしていて、時計を見ると五時を回っていた。

急にムカッとして、

「何時だと思ってるの?」と怒鳴った。
やりがいを感じて私は充実した一日を過ごした。

年の始めから幸せな気持ち・・・こんなにたくさんのお客さまが来てくださったことに感動した。


ただこなすだけなら、目の前のお客さまはいないはずだろう。

年末も嬉しくて涙が出そうになったけど、私は売り上げを上げるだけでなく

お客さまが癒されるように頑張ってきたから、今の状況があるのだと思う。


生活するのに必死にならざるを得ない世の中になると、

どうしても自分のことしか考えないようになるけれど、

私はやっぱり相手の事を考えて生きていたい。

お客さまはわがままだけど、それはその人自身がわがままなのではなくて、

お客さまだからわがままなのだと知ってる。

お客さまなのだからわがままでいいとも思っている。

わがままを言う権利がある。

わがままな事を言って私を困らせことがたまにあるけど、

できるだけやってあげたいと思う。

最初から「ダメよ」と叱ると拗ねたりいじけたりとまるで小さな子供のよう。

きっとお客さまはダメなことは承知で言ってるのだ。ダメでも、どこまでやってくれるか、

その気持ちが欲しいだけなのだ。

甘えたいだけなのよ!

大きな子供のお守りをしている。

仕事で家庭で甘えられない分、甘えたいだけ。

かわいい私の子供なの。

いくつになっても男は少年のまま、夢や理想を追いかけて女を困らせる。

私はお店の中だけだけど、奥様は大変ね~☆

しょうちゃんも同じなの?もしかしたら、私の愛情を試してるだけなの?
「明けましておめでとうございます!」


とお店に出勤した。

お店からお年玉をいただいた。

思った通りお店は一日中バタバタと忙しかった。

しょうちゃんどころではなかった。

嬉しいことに年頭から私に会いに来てくださった客さまでいっぱいだった。

年末まで仕事が忙しくて来れなかった方も今日はいらっしゃった。

年末も来てくださったのに年始にもまた来てくださったありがたいお客さまもいらっしゃった。


バブルが弾けて景気も良くないというのに、仕事も大変だというのに、

月一、二回飲みに来てくださっている。

人間関係で悩んだり、仕事が上手くいってなかったり、といろいろあるだろうに

いつも明るく話してくれていた。

去年一年を振り返りながらお客さまの気持ちを考えると、何だか涙が出そうになる。


今年みんなが笑顔でいられるためにも、私はいつも明るく元気でいよう!


お客さまを前に私はそう決意した。

そして、

私はプライベートで幸せではないかもしれないけど、悩むことばかりかもしれないけど、

諦めないで頑張ろう!

しょうちゃんも自分に負けないで頑張って!

楽しては生きられないのよ!

苦労はしても頑張れば夢は叶うのよ!!
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