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一人でヒーリングサロンを広島に開店しました。開店までの奮闘記、波乱万丈の人生日記♪
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私が舵をとるのではなく、例え間違っていても彼に舵をとらせてあげればよかった。

そして、道が逸れてしまったのなら、

私が軌道修正すればいいだけのことだったはずだ。


男の人はどうしても子供な部分があるから、

不器用な事も手伝ってなかなか自分を替える事は出来ない。

それならば柔軟性のある女が寄り添い、導いていけば、

もっといい方向に向けられたのではないかと、

いまさらながらに思う。


ふたりで出した結論だが、離婚したことで

彼が不幸になってはいないだろうかと思うことがあるけど、

私は生きる喜びを見つけられたのは この離婚があったからだ。

結果として離婚は世間的には「失敗」なのかもしれないけど、

私にとってはシアワセの第一歩だったような気がします。
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もう二度と顔も見たくもないし、声も聞きたくない。

人生は一度きりだから好きに生きればいい!

でも、それが人の迷惑になるのならただの自分勝手だと思う。


私もいろんな人に迷惑をかけているのかもしれない。

しょうちゃんにも迷惑をかけてきたかもしれない。

でも、ワガママな部分はあっても、

他人に迷惑をかけないようにしながら、

私は自分の信念の元に忠実に

生きてきたつもりである。


この結婚生活は、何も世間の事は知らずヌクヌクと

育ってきた私にとってはかなり勉強させられた期間だった。


私のせっかちと彼ののんびり、 私のキッチリと彼のルーズ、

・・・と正反対の性格。

どちらも自分を譲らず、歩み寄ることもしなかった。

いつしかお金のために生活に追われ、

目標を見失ってしまったふたりは、

結局愛を育てることはしないで、

お金や仕事が一番大事だと錯覚し、

違う目標に進んで行った。

成長しようとしない彼と常に前進したい私とは

初めからムリがあったのかも知れない。

目指すところが違えば、行き先の違う船に乗るしかない。

でも、私は自分で舵をとる事ばかりで彼を気遣うことはできなかったのだと思う。
私は慰謝料を貰わないことにしたのも

しょうちゃんの性格的に払うと言いながら毎月払うことなんて

出来ないとわかっていたから。

私はきちんとしてないことに腹が立つから、

しょうちゃんが毎月期日に出来ないことに

離婚後もイライラさせられることもわかっていた。

関わりを持つことは私にとって ストレスの何物でもない。

そんなことより、自分がしっかり頑張って輝いていられることの方が大事だった。

それに慰謝料くらいのお金は稼げる。


それなのに、しょうちゃんは離婚しても私に頼ろうとした。

まだ私がしょうちゃんに愛を残しているとでも思っているのだろうか?

私は離婚を決意した時点で、正式に離婚した時点で、前を向いて歩くことしか考えなかった。

後ろを振り向いてばかりで、 頼れるものには頼ろうとするあの人にはさらに幻滅した。

離婚前よりももっと嫌いになった。
その後も1週間して しょうちゃんの部下から電話をもらった。

そんな人から電話を貰う用事なんてなかった。

ちょうど私は休みだった。

というよりもしょうちゃんに 聞いて部下の清水さんは

私の休みの曜日を知っているような気がした。


喫茶店に入ってすぐ

「何の用?」

と切り出した。

「生命保険のお金が払えないから貸してほしい」

と彼は言った。

彼が保険を滞納していることは、 担当の嶋さんから聞いていた。

「いくら?」

と聞くと、高額を口にした。


たいした知り合いでもないのによくも そんな事が言えるわね!

あり得ない!

どうせしょうちゃんに頼
まれたんでしょ


「あの人に頼まれたの?」

最初は違うと言い張ったが、

割とすぐに本当はしょうちゃんに頼まれた事を打ち明けた。

曲がりなりにも上司の言うことには 逆らえなかったようだ。


そんなことだとは思っていたけど、 やり方が汚すぎる。


ふざけるな!


大体、まともな事もしないで

人を騙してお金をふんだくろうなんて 人として最低だ。




そんなにお金が欲しけりゃ働け!!
やはり5年間一緒に居たのだから、 忘れるにはそれぐらいかかるのだろう。

もしかしたら、倍の時間をかけなければ 忘れることはできないのかも知れない。


だから、新しいマンションに引っ越して 新しい気持ちで生活をすることにした。


すべてを元に戻すことはできないけど、 気持ちをリセットすることはできる。


西区のマンションから引っ越してまだ1ヶ月も経たないある日

仕事で忙しいのにしょうちゃんから 携帯電話に電話があった。


今更何の用事よ!

借金で消えたお金をくれるわけでもないでしょ?

「もしもし、何? 忙しいんだけど?」

「携帯電話の名義になってくれない?」


あの時、ドコモショップで偶然出会ったとき、引き落としになる口座もなく、

お金も引き落としにならなく、電話料金も支払えないまま

きっと携帯電話も使えなくなったのだろう。


「離婚した後も何であんたの面倒を見なきゃいけないの?

あんたの面倒を見たくないから離婚したんでしょ?」


名義を貸したらこっちの電話まで使えなくなるわ!


「今まで当たり前に思ってたけど、 お前の有り難さがわかった」


今頃、有り難がられても遅いわ!

それにすっごい迷惑!!

あれだけじゃ足りなくてまだ私からお金を引き出そうと言うの?


「今頃そんなことを言われても困る! 忙しいから切るわ!!」

声を聞くだけでもムカつくのに、

わかってるくせにこんな忙しい時間に

かけてくるなんて私には嫌がらせにしか取れなかった。
公的には自分の気持ちに区切りをつけたものの、
 
本当の意味での区切りはまだまだできないでいた。


今まで当たり前にいた人がいなくなったことで

精神的な不安が大きくなった。

ひとりになって初めて私はしょうちゃんが

精神的な支えになってくれていたことに気づいた。

離婚したことで経済的に余裕ができた分、

心にポッカリ穴が開いたようだった。

今まではしょうちゃんの借金の事で頭がいっぱいだったから

仕方がないと言えば仕方がないことだったのかもしれない。


でも、ある意味私の生きがいになっていたと思う。

生活の一部になっていた人やものがなくなると、

今までやっていたことが無駄なものとなるけど、

なかなかその癖が抜けなくて困った。

それも無意識のうちにやっていた。


引っ越しも終わって生活も落ち着いた頃、

私は神戸の奈々ちゃんの家に泊まった。

その日、私はすごく疲れたので先に奈々ちゃんのシングルベッドに入った。

奈々ちゃんはパソコンのゲームで遊んで眠くなったから

私の眠っているベッドに潜り込もうとした。

私は寝ぼけて奈々ちゃんを抱きしめたようだ。

そんな事をされたおかげで奈々ちゃんは

なかなか眠れなかったらしい。

朝、目覚めたとき、何となく抱きしめた記憶があったけど、

夢を見たのだと思い、この事を聞かされた時は寝ぼけていたとはいえ、

かなり驚いた。

私は結婚していた頃、しょうちゃんを抱きしめて

髪を撫でながら眠る癖がついていた。

そんな結婚していた頃の癖が離婚した今も

残っていることに自分でも驚いた。

これからしょうちゃんにしてあげていた事のすべてを

忘れるには一体どれくらいかかるのだろうか。

離婚届けを出した。


離婚すると、何だか肩に背負っていたものが全部なくなったようで楽になった。

楽にはなったけど、離婚した後が大変だった。

公的なものすべてが「鍵本」から旧姓の「福田」に戻す。

すると、銀行やカード会社、免許証などの窓口に直接行かなければならない。

ホント面倒くさいな~!

とは思っても、困るのは自分だから、

仕事前や休みの日に早起きしてできるかぎり早く手続きした。


男の人はいいわよね!

離婚しても姓は変わらない。


思うのは、女は姓が変わる事で

結婚したことや離婚したことね実感がある。

でも、男の人は戸籍上の事実が変わるだけで

面倒な手続きがあるわけでも何でもないから

ケジメというか気持ちの区切りがないのではないだろうか。
「今ここで書いてくれる!」

私は何でも後回しにして結局何もできない人が大嫌いだった。

今できない人が明日、明後日できるはずがないと思っていた。

だから、こうと決めたらすぐに行動!

この離婚のこともぐずぐずしていたら、あっという間に年老いてしまう。


しょうちゃんはまさか私が離婚の意志を

固めているなんて思ってもみなかったのか

びっくりしたような顔をしていた。

サインをしてもらった後、社長のところへ保証人のサインを

もらいに行くことも知らない。

そして、その足で区役所に離婚届けを提出する。

そのことを知ったらさらに驚くのかもしれない。

お店を出ると事務所に向かった。

社長にはお店に行く前に電話しておいたから

すぐにサインしてもらえるはずだ。

事務所に着くと、社長はさっき来たばかりなのか眠そうな顔をしていた。

そして、近くの喫茶店にコーヒーを二つ頼んだ。

コーヒーが来るまでの間、いろいろとしょうちゃんの事を話した。

社長も

私たちが一緒に居たらふたりともダメになるからその方がいい

と言ってくれた。

社長の目から見ても、しょうちゃんを店長にしたけど

マネージャーに毛が生えたくらいの仕事しかできてなくて

性格がそのまま仕事に出ているらしい。


私から見てもこんな適当な事をやっている人が、

店長の仕事が勤まるはずがないと思っていた。

きっと社長には迷惑がかかったことだろう。

そして、離婚の事でさらに社長にもお店にも

迷惑がかかったことだろうと思い、

社長には申し訳ない気持ちでいっぱいになった。


気付くと一時間くらい経っていた。

この後、用事もあるからと言って、

保証人の欄にサインをしてもらって、 私は区役所に向かった。

その日は4月下旬の雨の日だった。
離婚届けにサインしてもらおうにも逃げるに

決まっていることはわかっていた。

それに保証人の欄に保証人二人のサインを

してもらわなくてはいけないから

しょうちゃんの所の社長、相川社長にサインをもらう時に

しょうちゃんにはサインと印鑑をもらえばいいと思った。


今度の休みの日にお店に離婚届けを持って行くことになった。

お店に行くとしょうちゃんがフロントにいた。

他にもボーイがふたりいたけれど、

そんなことに構ってはいられなかった。

「これにサインしてくれる?」

「あとで」


ほら、思った通り!!


家には帰らないくせに籍を抜けば、

借金も払ってもらえなくなるから

離婚する前に私に何とかしてもらおうという魂胆は見え見えだった。


この前、携帯電話のお店の窓口に行った時、

お金もないのに新しい携帯電話に替えようとしているのを

私は見つけてしまった。

あの人のやりそうなことくらい大体の見当がついていた私は

引き落とし口座の解約をして、

新しい通帳を作った。

きっと自分で払う気がなくて

私に払ってもらおうと思っていただろうが、

そんなことはさせない。

私からお金を引き出そうなんて考えは

とっくの昔にわかっていたから

公的機関は切り替えたのだった。

私をバカにしないでほしいわ!!
広島に帰って私の身の回りのいろんな事を変えようと、

まずは必要のなくなったものを捨てることにした。

ゲーム類はおもちゃ屋さんに持って行った。

しょうちゃんの使っていた家具類やゲーム用のTVは、

友達に電話して、ほしい人に譲った。


いろんなものを処分していくと

家もスッキリ、私の気持ちもスッキリしていった。


勝手に処分することははた目には、

「人の物を勝手に捨てていいの?」

と言われそうだけれど、

好きで出ていったのはあの人の方だし、

必要なものは私がいない間に勝手に持ち出しているのだから、

あとの残っているものは要らないものだろうし、

捨てられてもいい覚悟で残して行ったのだから、

私がどうしようと私の勝手だと思った。

それにあの人の荷物をどうしたらいいのかを電話した所で

逃げるばかりで一向に連絡はつかないだろう。


だんだんと私の荷物だけになり、

心機一転引っ越しをして新しい生活をしようと思い始めた。

でも、籍が入ったままだとあとあと面倒なことになりそうなので、

離婚の手続きをしてから引っ越すことにした。

まずは離婚届けに印鑑とサインをしてもらわなくては!
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