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一人でヒーリングサロンを広島に開店しました。開店までの奮闘記、波乱万丈の人生日記♪
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あまりにも緊張していて手が震える。

胸のドキドキもさらに早くなった。

しかし、落ち着け!と自分に言い聞かせ、

試験官が説明事項を読んでいる間に

何とか平常心に戻そうとした。

まず、ヒアリングの問題からなので、特にナーバスになった。

四択でマークシートだとは言え、ワタシは、

ヒアリングには全くと言っていいほど自信がなかった。

文法も自信がないけど、あとで見直すことができる。

でも、ヒアリングは、ボーッとしていると

肝心な所を聞き逃して、答えが解らなかったりする。

そんな時はカンを働かせてマークするけど、一瞬一瞬が勝負だ。

頭はまだスッキリとしていないけど、集中して

ひとつひとつ丁寧にしっかりとやるだけだ。

そんなことを考えていると、試験官の説明も

いつの間にか終わりそうになっていた。

受験番号と名前を書き終わると、スピーカーから

問題が流れ始めた。
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試験会場は、電停の目の前だった。

初めて行く場所だし、受験票にも地図が書いてあったが、

もしかしたらわからないかも!

なんて不安に思っていたけれど、すぐにわかって安心した。

受付を済ませると、ホワイトボードに書いてある 階の教室に向かって席を探した。

席につくと、早速、筆記用具と参考書を出して勉強し始めた。

今更、ここで勉強したからといって、何が変わるわけではないと思うが、

とにかくひたすら本の文字だけを追った。

時間が近付くにつれ、胸がドキドキしてきたが、

そんなことに構っている余裕はなかった。

そして、ついに試験官の

「筆記用具と受験票だけ出して後はしまってください」

という声が聞こえてきた。

ついに始まる!と思ったら更にドキドキして、

こんなに緊張していて大丈夫かと思えるくらいだった。
現実になってしまったのだから仕方がないと諦めて、

とりあえずは、目の前にある仕事を一生懸命にやって、

仕事が終わったらまっすぐ帰って、ゆっくりと寝ることにした。


いろいろと目を通しておきたいところは山ほどあったが、

そんなことをしていては、きっと寝る時間がない。

そして、睡眠不足では頭がもうろうとして出来る問題も出来なくなってしまう。

勉強は電車の中でも出来るから、とりあえずは目覚まし時計を

セットすることを忘れないようにして、明日の準備をして眠りに就いた。

肝心な受験票を忘れたのでは、受けられる試験も受けられないので、

しっかりとバッグへとしまった。

しかし、寝ていても頭の中は、試験のことでいっぱいだった。

寝たのか寝てないのかあまり分からない状態だった。

それでも、やっと起きて、シャワーを浴びて、ご飯もしっかり食べて、

参考書やノート、筆記用具、受験票がバッグの中にあることを確かめて家を出た。

こんな寝ぼけた頭では、どれだけ出来るかわからないけど、

参加することに意義がある!と自分に言い聞かせて、試験会場に向かった。

電車の中でも、本を開いているが、没頭しすぎて乗り過ごしてしまうので

頻繁に電停を確認しながら読んでいた。

本を読んでいると、電停10個目はあっという間だった。

けっこう時間があるように感じたが、思ったほど勉強も

あまり出来ないまま電停に着いたのだった。

そんなことを毎日、ウダウダ考えながら、勉強に専念していると、

いつの間にか試験の日が一週間に迫っていた。

ポストを開けると、受験票が届いていた。

いつもデリバリーの出前表や広告だらけのポストを覗くと、

協会からの通知を目にして『ついに来たか!』と

試験日の事を思うと胸がキュンとなって緊張してきた。

緊張はするけど、ラストスパートで頑張るしかないと意気込んだ。

まだ一週間あると思っていても、カウントしていくと

過ぎていく一日一日が早送りのように思えた。

こんなに一日って早かったっけ?
 
って、一週間が一瞬に過ぎ去った。

そして、試験日の日曜日を次の日に控えた。

明日が試験だと思うと気が気ではなかった。

仕事も会話の隙間に試験の事が頭に過ぎり、フッと上の空になる。

明日は試験だから、早く帰ろうと思っていたのに、

結局はギリギリまでお客さまがいらっしゃって、

かなり遅くまでの営業になってしまった。

万全の態勢で試験に臨みたかったけど、

この分だと、少し早く勉強して出かけようと思ったけど、

それは到底無理だし、寝不足で行くことになるだろう。

そんな事になるのではないかと思ってはいたけど、

嫌な予感が当たって現実になってしまった。

やっぱりお店には早上がりさせて貰うように

言っておくべきだったと後悔した。
きっと真正面からぶつかっていけば、粉々に砕け散ってしまう。

だから、いい意味でかわしたり、逃げることも必要だ。

機械でも毎日休みなく働かせれば、消耗も早く壊れてしまう。

油を注してあげたり、休ませてあげたりするから、

古い機械でも長年働き続けられるのだ。

増してや、人間なんて機械のように部品の交換が

出来ればいいけどできないのだから、休息をしたり余力を残しながら

やっていかないと、自分が壊れてしまう。

そして、壊れても自分だけが痛い思いをするだけで

誰も助けてはくれないのだ。

自分が敏感に一番自分の痛みに気付いて、

気遣かってあげないと可哀相だ。

健康でなければ、仕事も遊びもできないのだから、

もう少しペースを落としてみることにしよう。

傍目からすると、脳天気でいつものんびりしているように

見られがちだけど、実は短気で結果を早く出したいし、

何でも完璧に熟したい性格が自分を苦しめている。

焦りすぎたのかもしれない。
それでも、好きな事をやれてる分、多少無理をしても頑張れるワタシがいた。

でも、やり過ぎてしまうので、程々するようにはした。

どうしても、睡眠時間が短くなってしまう。

それに、仕事でも、程々にしておけばいいのに、100%の自分でやってしまう。

もともとスタミナもないから、しっかりと睡眠時間を取らないと、
 
体力が保たないのは自分でわかっているけど、手を抜く事ができない。

昔、勤めていた夜のお店のママにも

『いい手の抜き方をしなさい』

と言われた事があったが、未だにできない。

一から十までやることはしっかりやらなければいけないが、

いつも100%でやると疲れてしまうから、抜ける所は抜きなさい!

ということなのだろうが、ワタシにはやっぱりできない。

というか、どうやって手を抜いたらいいのかわからない。

不器用だから、目の前にあることは100%でやるしかなかった。

でも、もうそろそろ手を抜く事を覚えなくてはいけないのかも知れない。
休みの日は、規則正しい生活を送れるようになったが、

仕事のある日は大変だった。

朝起きてシャワーを浴びると、洗濯と掃除を済ませ、

朝ご飯をしっかりと食べる。

1~2時間のつもりが出かけるギリギリまで勉強をしてしまう。

合間にはお客さまに連絡を入れながら、時計を見ているのに、

どう間違えたのか、いつもそんなことになっている。

それでも、徐々に気持ちを仕事モードに切り替えていく。

遅番の日はまだ余裕があるのだけど、早番だったり同伴が入ったりしていると大変!

あっという間に時間が経っていて、急いで準備をしなくちゃいけないことが多々あった。

それでも遅刻することはなかったが、早起きをしているせいか、

24時を回る頃には眠くなってしまう。

お酒が入ってる事も加わって、余計に目がとろ~んとしてしまう。

特にハイテンションな日は、ペース配分を間違えたりして、後悔することが多かった。
試験勉強をし始めてから、ワタシの中は英語の事でいっぱいになった。

仕事中も暇があれば、ついつい英語の事を考えてしまう事が多くなってしまった。

『これじゃ、いけない』

と、英語の事は考えないようにして、仕事に集中するように努めた。

しかし、ワタシの悪い癖で、熱中するものが出来ると必要以上にのめり込んで、

ほかの事が疎かになってしまうのだった。

休みの日なんて、勉強に集中し過ぎて、炊事洗濯は放棄してしまっていた。

『お腹がすいたな』

と思いながら、あと少しだけ…と 結局ご飯を食べるのは、

午後9時を過ぎた頃だった。

こんな事では、試験を受ける前にワタシの体力がもたなくなってしまいそうで、

食事をする時間をキッチリ決めて食べるようにしたのだ。

合間にスーパーに買い物に行って、『何を作ろうかな~』

と知識がないながらもバランスのとれた食事を考えるて作るのは

ワタシにとっていい気分転換になったし、その後の勉強の能率も上がった。

やっぱりしっかり勉強するには、何時間もがむしゃらにやるよりも

限られた時間の中で、しっかりと集中してやる方がいいし、

そのためには、しっかりと食べてしっかりと寝る方が

頭もすっきりとして理解力や吸収力が違うような気がした。


早速、受験の申し込みをした。

試験までまだ一ヶ月あるから、模擬試験が受けられるなら受けてみたい。

基本的には、今までと同じようにやっていくのは変わらないが、

TOEICに役立つような宿題を出して貰いたいと思った。


先生とこれからの事を話して以来、毎週の火曜日午後1時のワタシのレッスンは、

更に充実した内容の物になった。

いくら毎週英会話に通っても、与えられるばかりで

自分で努力したり向上する気持ちがなければ、

いくら優秀な先生について習ったとしても難しいし、挫折するだけだと思う。

挫折も時には必要かも知れないが、挫折ばかりだと意欲もなくなり、

抜け殻のようになって、何をするにも向上どころか諦めが先に立って、

駄目な人間になってしまうような気がした。
とにかくはまず、試験に向けて頑張るだけだ。

だからといって、何を替えるわけではなく、今まで通りに勉強していくだけだ。

ただ、試験の種類によって出題形式が違うからコツを知っていて損はないのだけど、

初めてのTOEICは今の自分のままで受けてみようと思った。

英検もあるけれど、まずはTOEICからだ。


英検は、中学生の頃、学年全体で受けた。

補習授業もあったのだけど、受かる気もなかったので、

ほぼ授業にも出ないまま試験に臨んだ。

運がいいのか実力が4級レベルに達していたのか、

ワタシは見事に合格し、真面目に補習に出たにも関わらず、

残念ながら落ちてしまった同級生には何だか悪いような気がしたのだった。


今は、先生にも3級レベルは楽に受かるはずだと言われたが、

何が得意で何が駄目なのかを知るために TOEICの点数を知りたかったのだ。

そして、伸ばせる所は伸ばして、弱い所は克服していくことが出来ると考えた。
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