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一人でヒーリングサロンを広島に開店しました。開店までの奮闘記、波乱万丈の人生日記♪
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社長は毎日のようにしょうちゃんに電話をかけ続けた。
 
でも、社長はしょうちゃんに帰って来てほしい反面、

私には

家を空けてる間に、しょうちゃんが勝手に荷物やお金を

持ち出したりしたら私が困るから、

鍵を付け替えたほうがいい、

と言った。

私は通帳や印鑑はいつも持ち歩いていた。

しょうちゃんはそんなにお金を持っているはずないし、

何日も過ごせるはずもないし、

携帯電話だって充電器を持って出ているわけじゃなかったので、

もしかしたら私が仕事に出ている間に帰って来て、

お金を引き出されたら困るから。

でも、しょうちゃんのスーツ類はいなくなった日になくなっていたから、

どこにいるかわからないけど、

私はその可能性があるのを知っていたので、

用心もしていたのである。

私は、


いっそのこと帰って来なきゃいいのに!

このまま私の前から消えてくれたらどんなに清々するだろうか


と考えた。

帰って来ないんだったら、ゲーム類やマンガは捨てて

いらないものは誰かにあげたかった。

そして、引っ越しもして心機一転仕事に頑張りたかった。

ただ、この3LDKの広いマンションにいると、

何だかいつもより広く感じて怖い気がした。

この気持ちは、これから先私の人生への心細さと同じように思えた。

いなくなればいいのに、とは思っても、

いつの間にか私を支えてくれていた。
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