桃の節句

この前、母と電話した。

旧暦の桃の節句だった。

久しぶりに雛人形を飾ったらしい。
でも、何年振りかで押し入れから出したから、
結構傷んでたからお寺でお焚き上げをしてもらうとのこと。

私も3月3日には
小さいけれど雛人形を飾ったことを言った。
昔の人は、娘が嫁に行きそびれないように
早めに出して早めにしまうという、
子どもにとってはありがたいことだった。

そのことを言うと、
逆に謝られてしまった。

もしかしたら、毎年雛人形を飾るのも
遅かったり、出さなかったりしたことが
私の離婚や未だに1人でいることに
後悔をしているのかもしれない。

でも、これは、
自分で選び、自分で進んだ道だから
仕方のないこと、
自業自得だと思っているのに、
こんな年になっても、
親に心配してもらえることに
感謝です！

昔、言われたことがあった。
親に恩を返そうなんて思わなくていい・・・と。
若いころは、自分勝手なことばかりして
すごく迷惑をかけてしまったから
借りをかえさなくては・・・・・
と思っていた。
口に出して言ったことがないのに、
母親にはかなわない。
私が考えてることなんて
すぐにばれていた。

親は子供の心配をするのが仕事、
子供は幸せになるのが仕事、

親の幸せは子供が幸せに生きていることなんだと
今更ながら思います。

幸せになれるように頑張ります。